こんにちは、ちょぼです。
先日諸事情により、1人暮らししていた賃貸アパートを引き払ってきました。
その時に知ったことを今回まとめておこうと思います。
退去までの流れ
まず退去までの流れをざっくり説明します。
そのあと、期間に区切って、詳細を説明していきますね。
- ”賃貸契約書”を確認
- 引っ越し業者の手配
- 契約した不動産屋に連絡
- 退去届の提出
- インターネット・火災保険・電気・水道・ガスの停止手続き
- 郵便物の転送届
- 住民票の転出届
- 引っ越し前のスケジュール調整・荷物整理・掃除
- 退去立ち合い
これがざっくりした手順です。
色々なサイトをみると、”引っ越し業者の手配が必要”と記載しているところが少ないです。
ただ、私はこの順番を間違えて色々大変だったので、、、
またこのあと詳しく説明します!
引っ越ししたいと思ったらまずすること!
まずは、先ほどの項目①~④についてご紹介します。
①賃貸契約書
まずはこれですね!
引っ越しをしたいと思ったら賃貸を契約したときにもらった契約書を確認しましょう。
確認項目は「いつまでに退去する連絡をする必要があるか」ということです。
実際に私が持っていた契約書には、下の図のように”解約通知時期”という部分に記載がされています。
一般的には、「1か月前」「2か月前」ほどの期間が多いようです。
つまり、引っ越ししたいと思ってから、最短で1か月で引っ越しが可能です。
この時期を確認しないと、この後の計画が立てられないため、必ずチェックするようにしてください。
②引っ越し業者の手配
不動産に退去日を連絡する前には、引っ越し業者がいつ手配できるかを確認しましょう。
このステップでは、以下2点に注意してください。
- 解約できる最短日時以降に引っ越し日を設定すること
- 引っ越し時期はかぶりやすく、業者手配は早めに対応すること
例えば、解約できる時期が、連絡を入れてから”1か月後”だとします。
この時には、不動産屋に連絡するだろう日~1か月の間は引っ越し日を設定しないようにしましょう。
”1か月”の間に引っ越しを設定すると、
解約まで家具家電がない中で、住むことになってしまいます。
そして、引っ越しはだいたいみんな時期がかぶりますよね。
不動産に先に退去時期を連絡してしまうと、それまでに引っ越し業者が手配できないなどのトラブルが発生します。
そのため、解約できる最短時期を把握したうえで、それ以降で引っ越しができるか確認し、最終的に不動産屋に連絡するというステップをおすすめします。
③契約した不動産屋に連絡
②にて、引っ越し日が決まったら、退去通知時期までに不動産屋に連絡しましょう。
連絡をすることで、”退去届”を不動産屋から送付いただくことができます。
私の場合は、電話で連絡しました。
電話連絡では、このような流れで話が進みました。
- 私:「アパートを解約したいのですが・・・」
- 不動産:「承知しました。いつ頃解約予定でしょうか?」
- 私:「最短でいつ解約できますか?」
- 不動産:「本日(電話をした日)より1か月後ですね。」
- 私:「では1か月後の〇月〇日でお願いします。」
- 不動産:「はい。では退去届を送付します。必要事項を記入してご返信ください。」
思っていたよりすぐに話は終了しました。
そして、連絡する際には、以下2つに注意点してください。
- 解約通知時期はいつから1日目とされるのか?
- どういう方法で退去届を提出するのか?
解約通知時期ですが、私の場合”電話連絡をした日”から1か月と考えられたため、
電話をした日から1か月後以降で解約日程を決めることができました。
ただ、不動産屋によっては、”退去届を提出した日”など、カウント時期が違う可能性があります。
問い合わせたときに確認してみてください。
また、退去届も不動産屋によって提出方法が異なります。
メールやFAXなどでのやり取りもあるそうです。
不動産屋には、退去届をどのように提出するのか、よく確認し、指定された方法で行ってください。
④退去届の返信
連絡後、数日で退去届が届きました。
必要事項としては、以下の内容などを記載します。
- 退去日
- 敷金の返金先口座
特に必要書類の添付は必要ありません。
ただ、さきほどご紹介したように、退去届が提出されたこと確認して解約を受け付けることがあります。
返信は届き次第、早めに対応しましょう。
「まずすること」まとめ
それではここで、「まずすること」の中で特に気を付けたいポイントをまとめます。
この3つをおさえておくと、引っ越しをスムーズに始めることができると思います。
このあとは、「引っ越し日までにすること」についてご紹介します。
引っ越し日までにすること
スムーズに引っ越し手続きを始めることができたら、
次は引っ越し日までに色々な手続きを進めていきましょう。
ここからは、最初に紹介した手順のうち⑤~⑧について詳しくご紹介します。
⑤インターネット・火災保険・電気・水道・ガスの使用停止手続き
各インフラの手続きは忘れないよう対応しましょう。
基本不動産屋に連絡したときに、”○○しといてくださいね”とアドバイスされることは少ないです。
解約忘れたら自己責任になりますので、注意してください。
手続きが必要なインフラ関係は、
- インターネット
- 火災保険
- 電気
- 水道
- ガス
主にこの5点です。
火災保険については、年1回の支払いが多く、毎月支払い請求書などがこないことから、
忘れがちですので、ご注意ください。
各手続きをする手順は、ご想像の通り以下の手順となります。
- 各インフラ会社に連絡する(メール・電話・ネットなど様々)
- 連絡時の確認事項①:解約日時の調整
- 連絡時の確認事項②:解約手続き(残り料金支払い)の調整
毎月の料金を通知する票などに、解約手続き方法やお問い合わせ先がのってます。
まずは、そこを確認し、各会社に連絡しましょう。
そして、連絡した時には、いつ解約をするのかお伝えすることになります。
その際に、おそらくほとんどの方は月の途中での解約となりますので、
月初~解約日までの料金支払い方法や、どう計算されるのか確認しましょう。
そのほか、私が経験して感じたポイントは・・・
この2点です。
立ち合いについてですが、私の場合はガスの停止手続きにて立ち合いが必須でした。
所要時間は約10分、その場での現金で月初~解約日までの料金を支払いました。
特に作業を見ていないといけないことはなかったため、
基本は立ち合いが必要ということはないと思います。
念のため、立ち合い有無を確認しましょう。
また、連絡期日ですが、ほとんど最短1週間までに連絡くれればいいよーとのことでした。
ただし、会社によりますので、期日についてはよく確認して、早めに連絡しましょう。
⑥郵便物の転送届
郵便物についてですが、転居してから1年間は郵便物を新住所に転送してくれるサービスがあります。
転送届についてですが、手続き方法は2つあります。
- 郵便局
- インターネットサイト「e転居」
私は郵便局にて手続きをしました。
- 転居届をもらう
- 必要事項を記入する ※印鑑必要
- そのまま提出orポスト投函
運転免許証などの必要提出物はありませんでした。
必要事項としては、
- 旧住所
- 転居者指名
- 新住所
などの基本的な事項です。
転居届は、記載事項を記入後、そのまま郵便局に提出してもOKです。
印鑑を忘れた場合には、転居届に必要事項を記入後、そのままポスト投函できます。
また、オンラインにて対応する場合は、
まず「ゆうびんID」を登録する必要があります。
「e転居」と検索し、サイトを開くことで、この画面になります。
まず、登録が必要な方は新規登録からお進みください。
⑦住民票の異動
住民票移動の手続きは2パターンあります。
- 市町村をまたぐ引っ越し
- 同市町村内での引っ越し
それぞれ、市役所にて必要な届け出についてまとめます。
- 引っ越し前:転出届
- 引っ越し後:転入届
- 引っ越し前:手続きなし
- 引っ越し後:転居届
提出する書類については、パターンによって異なりますね。
また、”転出届”については、引っ越し2週間前から提出可能です。
間に合わなければ、引っ越し後2週間以内でもOKです。
転入届も同じく、2週間以内でも問題ないようです。
⑧引っ越し前のスケジュール調整・荷物整理・掃除
手続き系が色々と終わったら、いよいよ引っ越し準備の作業です。
実際に引っ越しをするためには、段ボールが必要です。
段ボールを配送いただくために、引っ越しの業者とスケジュールを調整しましょう。
私その中でこのようなスケジュールで私の引っ越しは進みました。※日本通運さんの場合
- 荷物量の下見(~6週間前)
- 必要枚数の段ボールの配達(~3週間前)
- 引越し
段ボールが届いてから、順次詰め込みを始めましょう。
また、日本通運さんでは、以下のような便利な段ボールがあります。
- ハンガーラックつき段ボール
- シューズボックス
そのため、ハンガーラックに入れたいものや、シューズボックスに入れたいものは、
そのままにしといても問題ありません。
このような便利な段ボールがあるかどうか、また欲しい場合は、事前に連絡しておきましょう。
引っ越し日までにすることまとめ
さて、ではいったん引っ越し日までにすることをまとめておきましょう。
実際、一番大変だったのは、やはり荷物整理ですね。
引越しを機に、いろんなものを断捨離しましょう。
引っ越し後当日or後日にすること
さて引っ越しが終わったら、いよいよ引き払いの手続きに進みます。
手続きといっても、最後鍵を返却して終了です。
⑨退去立ち合い
ここで皆さん疑問を思うことがあるのではないでしょうか。
それは、”立ち合いって必要なの?”ということです。
基本不動産屋は”立ち合いあり”で話を進めます。
ただ、相談することで、”立ち合いなし”を選択することもできます。
不動産屋に立ち合いについて確認したところ、下記のような回答が返ってきました。
- あり・なしで費用が変わることはありません。
- もし高額になりそうな場合については、あらかじめお電話させていただきます。
ここは賛否両論あると思いますが、
私は”立ち合いなし”を選択し、
鍵だけを玄関に置き、後日管理会社に確認いただくようにしました。
後日、引き払い料金の明細書が届きました。
特に高額になることもなく、敷金で余った分は無事振り込まれました。
引っ越し当日or後日にすることまとめ
特に引っ越し当日or後日必要なことはありませんでしたが、
立ち合いをする・しないについては、不動産屋さんにもよくご相談してみてください。
私自身、鍵を玄関に置いておくだけで終了したことで、
時間をとられることなく、引っ越し終了しました。
一度相談されることをおすすめします。
まとめ
いかがだったでしょうか?
まとめてみると、思っている以上にたくさんの手続きが必要ですね。
私にとって、初めてのアパート解約だったので、たくさん手こずりました。
これからアパート解約を考えている方は、是非一度手続きなどを確認し、
余裕をもって、引っ越しのスケジュールを組むことをおすすめします。
少しでも皆さんのお役にたてますように。
ちょぼ